こんにちは。占星術家の竹内です。
1/14にTwitterスペース(音声配信)で辰巳(たつみ)さんと話をしました。
タイトルは「ねこちゃんの占星術cafe in the スペース」。
内容としては、僕の出生図などをネタにして、それがどんな感じなのかを詳しく聴いていただきながら話をしました。
過去の自分の講座などでは、くどい位に何度も自分の話をしてきました。とは言え、このTwitterスペースの準備のために、改めて自分の特徴や過去のできごとを振り返り、「聞き手の問いかけに答える」という形で話をすると、所々に個人的には新しい発見があって、なかなか面白かったです。
占星術を知る題材の1つになれば幸いです。
Twitterだと投稿が流れてしまうので、ブログに残しておきます。
Twitterスペースのアーカイブ
以下のTwitterの投稿のリンクから、アーカイブを聴くことができます。Twitterのアカウントがなくても聴けます。
ねこちゃんの占星術カフェでお話いただいた内容
— 辰巳(たつみ) (@divinus_jp) 2023年1月14日
🌠ネイタルホロスコープでの太陽、月をどう読む
🌠軸にのった冥王星、どうよ
🌠マイナーアスペクトとハーモニクス
🌠プログレスの月
🌠トランシットでどうだったhttps://t.co/AEI89Fo8ao
ホロスコープ
僕の出生図はこちらです。
Twitterスペースの中では、マイナーアスペクトとハーモニクスについても少し説明していました。図があった方が分かりやすいと思いましたので、載せておきます。
これは、マイナーアスペクトのみを表示した僕の出生図です。
オーブは約1度に設定しています。
水色の線はクィンタイル(72度)です。
オレンジ色の線はセスキクォードレイト(135度)です。
これは、出生図とHN5(ハーモニック5、あるいは第5調波図)の二重円です。
僕のチャートの72度とHN5について補足
Twitterスペースの中では、双子座に出現したコンジャンクションについて説明をしていました。しかし、今こうして見てみると、あまり正確なコンジャンクションではないですね。(元になる出生図のアスペクトである水星と木星の72度、木星と天王星の72度の誤差が、マイナーアスペクトにしては若干ゆるめ。)
何年も前に松村潔先生のハーモニクスの講座に参加したことがありました。その時に、僕のネイタルとHN5の二重円を実例として読んでいただき(ホロスコープソフトはStargazerを使用されていました)、双子座の3つの天体に着目して説明されていたので記憶に残っていたのでした。
ただ、より正確なコンジャンクションである太陽と土星、あるいは、金星と冥王星の方が、実際には強く作用しているのかもしれません。
特に、HN5の金星と冥王星のコンジャンクションは誤差が少なく、ネイタルのMCの付近に重なるので、こっちの方が配置的には目立ちます。
金星と冥王星の組み合わせは、「マニアックな濃い趣味(アスペクト解釈大事典)」「どこか魔術めいた魅力(占星術の教科書)」とも説明されています。この自分のチャートにおいては、僕がいつも描いている ねこのキャラクター「#ねこちゃんピオン」に関係しているように思います。
占星術というジャンルと、手描きのゆるいイラストのギャップ感。異質感。しかし、それが職業上で僕を際立たせています。初対面の方から「ねこちゃんの人ですよね」と言われ、今年からはTwitterの名前を「ねこちゃん先生」に変更しました。
ある時から「占星術=神秘的な星や星座や宇宙の画像」というステレオタイプの取り合わせが、僕にはなんだかダサく思えた、ということも理由の1つです。
地味にグッズ販売もしています。
72度やHN5は義務感では全く作用しません。あくまで自分勝手に一方的に、他人の反応を気にせず、「楽しんでいる、遊んでいる」創造的な状態の時に、2つの天体の結びつきが強まり、活性化するように感じます。
72度とHN5のベクトルは、常に「自分の中から外へ」放出する方向です。外部のウケを狙ってやることはできないし、それを気にした瞬間にベクトルが内向きになってしまいます。「本当はしんどいんです、こんなに頑張っているんです」みたいな面を匂わせてしまったら、せっかくの五角形の結界が解除され、突破されてしまいます。台無しです。
転んでもタダでは起きない、転んだ経験をあくまで創作のネタに転換して「これはこれで実に興味深かった」と表現するのが、72度やHN5の特徴です。
深刻で大変そうな出来事も、ねこちゃんピオンで表現すると微笑ましく見えますよね。それに、イラスト化(ネタ化)することで、僕自身それを乗り越えたように感じることができます。そのようにして自分の創造的世界を作り、同時に守っている。それは72度やHN5的な行動スタイルです。
ねこちゃんピオンは、僕の職業的な"看板"であるMCの場所で、異質な存在感を放ちPRしてくれている広報部長です。