こんにちは。
占星術家の竹内です。
僕はTwitterが好きです。しばらく前から使っているTwilogというサイトによると、僕は1日平均5.8件、625文字をつぶやいているようです。(記録期間:2019/3/14〜2022/12/31)
今日は大晦日なので、2022年に僕のTwitterアカウントで「いいね」数が多かったツイートをまとめました。「全ツイート」部門と「#ねこちゃんピオン を含むツイート」部門に分けて、それぞれ第10位〜第1位までランキング形式で紹介します。
後に連なるツイートがある場合は、それも合わせて貼り付けています。
全ツイート部門
第10位「281 いいね」
>RT
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年7月2日
僕はもっと気軽に「占星術が好き」と言ってもらいたいです。
詳しくなくても「占星術が好き」と言っていいし、好きならば「占星術に詳しい人」に日々近づいているはずです。好きでやってる人に、義務でやってる人は勝てません。
そもそも、人生の中で好きな何かに出会えたこと自体が貴重です。
第9位「298 いいね」
僕は占星術セッションの時、お客様の出生図で強調されたエレメント(特に月)を見て話し方を微調整しています。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年6月19日
火:メリハリよく、明るく元気に
土:解釈の根拠を明確に、具体的に
風:言葉数を増やす、多角的に、話題の切り替えをテンポよく
水:聴く割合を増やす、気持ちを受け止める間を意識する
僕の出生図では「土」が強調(月が牡牛座、ASCのルーラーの火星が乙女座、それらを含むグランドトライン)されており、根拠と紐付けして説明することは自然にできます。太陽は「火」の射手座。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年6月19日
そのため「風」と「水」への配慮が手薄になりがちなので、そこが強調された方と話す時は特に意識します。
第8位「326 いいね」
「天体が入っている星座(サイン)」の意味から解釈する人は多いと思いますが、それだと不足があるのでアスペクトも見た方がいいです。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年8月9日
例えば「魚座に天体もアングルもないけど、私は魚座っぽい特徴がある気がする」という人は、個人天体が海王星と目立ったアスペクトを作っている可能性があります。
先日読んだ出生図の月は天秤座にありましたが、そこに牡羊座の火星がオポジションだったので、一般的な天秤座の月の説明は全然当てはまらないようでした。むしろ「火星や牡羊座的な要素が強め」として解釈した方が当たっているようでした。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年8月9日
合とハードアスペクトで結びつく天体の影響は強いです。
第7位「349 いいね」
僕は占星術を使って自分が得するとか、失敗を避けるとか、開運にはあまり関心がなくて、占星術の世界がどうなっていて、どんなふうに働いているのかを知ることが楽しい。それは僕の太陽サインの射手座的です。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年5月8日
人を癒すよりも応援したい。それ以上に人を通して占星術の一端が直にわかるのが楽しい。
例えば「木星が牡羊座にある期間の開運行動は?」「水瓶座の土星の課題の克服方法は?」などには関心が薄いというか、一概に言い切れない気がします。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年5月9日
それよりも、それらの配置の影響を強く受けた個人に「実際に何が起こるのか?」に興味があります。それは、象徴を知るための貴重な手掛かりです。
第6位「354 いいね」
ある伝統的占星術の本には「6室は自分が働くのではなく、他人や家畜が働く事に関するハウス」「実業家で部下を使って仕事をさせる人は6室に星が集中している場合が多い」と書かれています。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年7月15日
しかし僕の経験上は、6室集中型は「専ら自分自身が働く」ケースしか見たことがありません。僕自身を含めて。
第5位「355 いいね」
占星術でもそれ以外のジャンルでも、初心者が遠慮がちにしている空気が変わればいいのにと思います。見知らぬ世界に飛び込んだ勇気を僕は歓迎したいです。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年4月21日
わからないことがあるのは恥ずかしいくないです。僕も同じです。今でもわからないことだらけの世界に、少しづつ自分の領土を増やしてきただけ。
第4位「368 いいね」
今回の月食では、SNS界隈で「素晴らしい天文ショーが見られてよかった!」勢と、「月食は不吉だから私は見ません」勢の両方がいて、さらに後者の中には「肉眼では見ないけど、画像では見ます」勢と「肉眼でも画像でも見ません」勢がいるとわかり、たいへん興味深かったです。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年11月9日
第3位「406 いいね」
「私にはこの仕事ができますか?」というご質問に対して、現代占星術的な出生図の解釈からは「できる/できない」の答えは出せません。
僕にできるのは「どんなふうにやるのが、その人らしいか」というアドバイスです。
身も蓋もない話ですが「できるか」よりも「本当にやりたいか」が大事だと思う。— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年7月28日
もし、何らかの占いで「あなたには◯◯はできません」と言われて、「わかりました!キッパリ諦めます!」と言えるとしたら、むしろスゴイです。◯◯ができてもいいし、できなくてもいい。完全に50 / 50 の境地ですよね。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年7月28日
僕はASC牡羊座のせいか、その境地に至る前に自分の意志で行動してしまいます。
第2位「415 いいね」
8室は「もらう、継承する」などに関係するハウスです。8室に主要な天体があるなど8室が目立つ配置だと、もらい方が上手です。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年6月9日
中途半端に自分の意見を挟まずに、素直にまるごと受け入れる姿勢があります。アプリのインストール前はストレージを十分に空けておき、最後まで接続は切らないみたいに。
8室にある天体の種類やサイン、どこのハウスのルーラーか、などによって「もらう」中身は様々です。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年6月9日
僕は射手座の太陽が8室にあります。両親の新聞販売店を引き継ぎはしませんでしたが、特定の先生の占星術の考え方や哲学がとても好きで、それを自分にインストール、あるいは移植したような感じです。
紅茶屋さんのオーナーをしている知人がいて、そのお店のNo.2の方が8室太陽です。太陽のサインはオーナーと同じ蟹座。まさに後継者ですね。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年6月9日
最近見たチャートでは、MCのルーラーと太陽が8室にあり「両親から仕事や会社を引き継いだ」とか、ICのルーラーが8室にあり「親族から不動産をもらった」とか。
第1位「659 いいね」
不動宮が守りたいもの
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年8月12日
牡牛座(土・金星)→自分の感覚と調和し感性を喜ばせるもの、しっくり馴染む道具や定番の食べ物。リピ買い商品は永遠に消えないで欲しい。
蠍座(水・火星と冥王星)→深く踏み込んで自分と一心同体となった人や対象との親密な関係。離れても心の絆は永遠に続いて欲しい。
→
獅子座(火、太陽)→中心人物になれる状況。祭の華として神輿に乗る自分と神輿を担ぐ人々。熱中してノってる時に水を差されたくない。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年8月12日
水瓶座(風、土星と天王星)→役割抜きで個人として振る舞える状況。熱狂や情に巻き込まれないための心理的距離と冷静な真顔。主観や偏見に自由を奪われたくない。
#ねこちゃんピオン を含むツイート部門
第10位「58 いいね」
特定の天体配置の特徴を調べるために有名人の一覧表を作ると、どんな天体配置でも「スゴイ」ものに錯覚しがちです。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年12月29日
その偏りを均すには、ごく普通の一般人の出生図をたくさん作った方がいいです。優劣や知名度などの尺度を除外して、共通する象徴的な事象を見つける練習です。#ねこちゃんピオン pic.twitter.com/3FYt1WORrg
第9位「118 いいね」
今日の占星術セッションでは涙が込み上げました。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年12月13日
物事は表裏一体です。「苦しみ=不運」みたいな考え方は、極めて一面的で表面的だと感じました。失っているようで、得ているものがある。ホロスコープはそういう特別な視点を発見できる、素晴らしいツールだと改めて感じました。#ねこちゃんピオン pic.twitter.com/3aBlsWBHUz
第8位「123 いいね」
たまたま通りかかったお寺の掲示板を見た後で考えたこと。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年2月4日
最近の僕は人から「間違ってる」「適当」と指摘されたくない警戒心が過剰になって防衛的になり、結果として感謝の気持ちが不足していたことに気がつきました。占星術を仕事として存続できているのはお客様のおかげです。#ねこちゃんピオン pic.twitter.com/w4Ywd8rFAt
第7位「125 いいね」
今日の運勢についての投稿で、大半の内容は占星術のその日のトランジットの解説なのに、そこに「一粒万倍日」「天赦日」「寅の日」などの別ジャンルの内容が混ざっているのが個人的に気になっていました。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年9月5日
しかし、回転寿司のプリンみたいなものと考えたら納得できました。#ねこちゃんピオン pic.twitter.com/Bn8miBYU8v
第6位「135 いいね」
今日の占星術セッションのお客様は、17歳の高校生の男性でした。ZOOMの対面では最年少の方です。ホロスコープの解釈以前に、占星術家として、大人としての在り方をすごく考えました。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年8月4日
僕自身が17歳の頃に、どんな大人に出会って何て言って欲しかったのかを想像していました。#ねこちゃんピオン pic.twitter.com/vB64nH4vJh
今日のセッションは印象に残りました。すごく久しぶりに占星術の解釈以上に、人間的な関わり方について全力で考えたからです。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年8月4日
多くの方は「占星術の知識さえあれば読める」と信じていますが、たぶん違います。自分を信じて、相手と1対1で関わる覚悟が最も必要というか、それは前提だと思っています。
僕個人の話ですが、対面でホロスコープを読み進めている最中には、覚え込んだ知識が「そのままでは使えない」「不自然になる」ことが多発します。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年8月4日
「だって、◯◯先生がこの配置の読み方は◯◯だと言ってたので」と相手に弁解しても無意味で、自分の意志で、その場面に最適な解釈を創り出すべきです。
第5位「183 いいね」
僕はTwitterで「フォロー」や「いいね」をすると、他人の領域に干渉し過ぎになるかもしれないし、自分も影響を受けてブレると思って全然しませんでした。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年4月26日
しかし、その自己完結的な姿勢をやめます。自他を隔てる壁が大きくなる一方なので。人に関心を持ち、心を開くキャンペーン。#ねこちゃんピオン pic.twitter.com/hoRq0StUS2
今は僕のN土星(♍️・6室・MCルーラー)にT金星、T海王星、T木星が180度です。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年4月26日
まさに、壁(土星)の融解(海王星)です。
他人が求める価値は占星術のお役立ち情報であり、それを書き続けることが僕の仕事の責任。しかし、僕自身が他人に関与することは求められてない。という既存のルールを緩める。
第4位「193 いいね」
先日、占星術セッションの前にセブンイレブンに行ったら、すごく占い師っぽい装いの女性を見かけました。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年6月4日
反対に、黄色い #ねこちゃんピオン のイラスト入りTシャツを着ていた僕が占星術家だとは誰も思うまい。 pic.twitter.com/uAqIgegCJy
そのTシャツはこれです。https://t.co/3U3ItTeRio pic.twitter.com/UmBBCP7MHc
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年6月4日
第3位「216 いいね」
「星座(サイン)」の知名度は圧倒的で、それが占星術への入口になる人は多いと思います。僕もそうでした。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年7月27日
しかし、ホロスコープを総合的に読む時には、星座に引っ張られすぎると解釈がアンバランスになります。アスペクトは重要度の割にはあまり読んでもらえてない気がします。#ねこちゃんピオン pic.twitter.com/8zG0kbwTLN
そして、10天体のメジャーアスペクトはそっと脇に置かれたまま、マイナーな感受点(カイロンなどの小惑星、準惑星、ドラゴンヘッド/ドラゴンテイル、リリス、バーテックス)とか、サビアンシンボルの方が先に読まれたりします。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年7月27日
個人的には、10天体のアスペクトを推したい。次にマイナーアスペクト。
第2位「257 いいね」
出生図の太陽(のサイン、ハウス、アスペクト)を一言で言うと「人生の目的」です。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年4月18日
それは具体的な職業を指すとは限らず、どんな職業の中でも、仕事ではなくても「こう在りたい」と願って人生を牽引するテーマです。そうできた時は誇らしく、輝きが自分と周囲を元気にします。#ねこちゃんピオン pic.twitter.com/F0MZNQ93lZ
太陽の目的に向かって頑張るとリア充度が上がりますが、やりすぎると消耗して疲れます。誰でも自分の体や心を癒すためのOFFの時間や期間が必要です。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年4月19日
安心して気を緩めた時の、基本的に内輪の人だけに見せられる「ありのままの自分」です。それは月(のサイン、ハウス、アスペクト)に関係します。
月は安心や安全を保つための本能的な欲求です。それがないと理屈抜きに落ち着かない、ほぼ無意識に繰り返している日常の習慣や癖、私生活の普通です。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年4月19日
月の主張はしばしば「内なる子供」の幼稚なワガママや怠惰に思えますが、心身のアンバランスを訴えるサインかもしれません。太陽も月も自分の一部。
第1位「286 いいね」
石井ゆかりさん、鏡リュウジ先生共著の『星占いのしくみ』の中にお二人が対談されている形式の章があります。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年3月5日
その中に、占星術が「できるようになる」ために大事なことが書かれていて、僕も激しく同意!なので、声を大にして言いたい。P.212から一部を引用させていただきます。#ねこちゃんピオン pic.twitter.com/p9UpruMaCH
石井 … 自分が実際にレクチャーをしている現場でも、「こういう見方もあるよ」「こういう見方もできるよ」というのは本にも書いてあるし、私もいうんですね。ただ、その中から自分で決めてみるていうことをしないと、できるようにはならないんですよね。… いろんな解釈がある中で、(続く)
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年3月5日
「こうだ」といい切ってそれを誰かに伝えるとか、文章に書くとか、そういうのはすごく心理的にハードルがあるんです。… それを「えいや!」って覚悟を決めて、自分の信じる可能性を選ぶってことがすごく大事ですね。できるようになるには、それをしないといけないという。(引用終わり)
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年3月5日
近代の科学的思考に慣れた頭で占星術を理解するには、やってみて確かめることが必須だと思います。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年3月5日
ルールを理解したら、覚悟を決めて「心理的ハードル」を越えて、主観的な自分の解釈を「こうだ」とアウトプットしてみる。その経験の繰り返しから学ぶことです。そこは人から教わることはできません。
以上です。
追記
今日のお昼過ぎにつぶやいた以下のツイートが急激な追い上げを見せて、2022年12月31日の23:40の時点では第9位になりました。301いいね!
昨日お会いした方の経験によると、(太陽サインが)獅子座の人は「獅子座の性格が自分には当てはまらない」と言う率が高いそうです。
— ねこちゃんの占星術/竹内俊二 (@soranoiro333) 2022年12月31日
その反応自体が獅子座的です。あるいは不動宮的。
中心的な存在であるはずの自分以外の誰かに、自分を定義されることが気に食わない。自分をブレさせられたくない。