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リロケーションによる変化(その3:土星)、土星の移動=カルチャーショック

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また色々あって、やっぱり明日の朝にグラストンベリーを出発することにしました。これが最後のトールです。日の入り。..#glastonbury #glastonburytor#塔#日の入り#sunset


こんにちは。
占星術家の竹内俊二です。

ずっと昔の記事の続きを書きます。
2017年の10/16〜11/2まで、
イギリスに滞在した時のリロケーションによる変化の
体験レポートです。
今回は土星について。

 

《参考記事》

 

 

土星について

出生図の中で土星のある場所は、
「ここだけは確実に抑えておかなければいけない」
「◯◯すべき」などと、
自分自身を戒めているポイントです。

なぜかその部分に苦手意識を持っていたり
人から指摘されたり、失敗したり
ということが起こりやすいので、
対応が念入で慎重になります。

転んでカサブタができた箇所は
皮膚が厚く、鈍く、強くなります。
そのようなプロセスを経て、結果的には
土星のある場所は
その人の人生をしっかりと支える、
頑丈な柱や壁になります。


僕の出生図の土星(6ハウス)

僕の土星は6ハウスにあります。
サインは乙女座です。
「日々のお勤めだけは、ちゃんとしなくては」
「そこだけは絶対に気を抜けない」
という配置です。

この土星は、
新聞販売店をしていた両親の働き方が、
色濃く表れていると思います。

台風が来ても雪が降っても、
新聞屋さんの仕事は「休み」になりません。
それどころか、配達が遅れれば
容赦なく催促の電話がかかってきます。
そういう様子を見ていた体験が、
刷り込まれているのだと思います。

僕個人にとっては、
「お客様に迷惑をかけてはいけない」
「間違えたことを教えてはいけない」
などについて、必要以上に神経を使っています。
占星術のルールを大切にしていることも
この土星だと思います。


リロケーションした土星(11ハウス)

11ハウスの土星は知人のユキコ・ハーウッドさんに投影されていた

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グラストンベリーにリロケーションすると、
僕の土星は11ハウスに移動します。
(左が出生図、右がリロケーション図です。)

11ハウスは友達とか未来を表すハウスです。
この土星は、イギリスのグラストンベリーに
滞在中にお世話になった、
知人のユキコ・ハーウッドさん
投影されていたと思います。

ユキコさんは、心理占星学のリズ・グリーンが主宰する
ロンドンの占星学専門校、
CPA(The Centre for Psychological Astrology)
3年間デイプロマ・コースを修了されている方です。
要するに、伝統的な占星術を
じっくりと深めて来られた方です。

(ちなみに、ユキコさんは「占星術」ではなく
 「占星学」とおっしゃっていましたが
 ここでは「占星術」に統一して書きます。)



グラストンベリーに滞在中には、
ユキコさんとご主人のクリスさん(イギリス人)と
僕のつたない英語で、
(クリスさんは日本語が分からないので)
沢山の占星術談義をしました。

その中でいちばん印象的だったのは、
占星術と仕事の話です。



占星術を生活の糧にしてはいけない!?

ユキコさんがCPAを卒業する時に、
恩師から「すぐに生活のための仕事を探しなさい」と
言われたそうです。
つまり、占星術を生活の糧にしてはいけない
という意味です。

3年間講義を受け、レポートを提出し
やっとの思いで卒業したのに、です。
僕は驚きました。
日本の資格は、商売のためのものがほとんどです。



以下はユキコさんのお話の要約です。
半年以上前の記憶ですが。

商売の道具として第一に占星術を扱ってしまうと、
学問として間違った方向に行ってしまう。
アメリカや日本では
そういう傾向があるのではないか。
ライセンス制度とか、生徒数で競うと
絶対におかしなことになる。

私は「成果を出せ」という言葉に
違和感を感じる。
イギリスでは第一線で活躍されている
有名な占星術師も、
必ずサイドワークとして
別の職業で生計を立てている。

「その仕事で食べていけなければ、
 プロではない」というのは、
日本やアメリカ特有の考えではないでしょうか。



もちろん、全員がこの話に
あてはまる訳ではないと思いますが、
「その仕事で食べていけなければプロではない」は
僕も信じていました。

それで単刀直入に、
「僕は今、占星術だけで生活をしています。
 別の仕事も探すべきでしょうか」
と伺ってみました。

「いいえ、俊二さんは今のままで大丈夫ですよ。
 成果やお金ありきじゃなく
 占星術への好奇心が優先していて、
 楽しんでいるのが伝わってきます。
 それでお客さんが来ているのは、
 とてもいいバランスだと思います。」

そう言われて、ホッとしました。笑

こんなにも面白いものがあるよ!
それを伝えたいというのは、
最初から今もずっと変わらない
占星術家としての姿勢です。



10ハウスをメインだとすると、
11ハウスは、サブとか外部関係者です。

11ハウスの土星
を、
別流派とか別の国の占星術に対する考え方だとして、
そことの比較で、身の引き締まる思いがしました。
個人的で商業的な成功と、学問としての発展は、
相容れないものなのだろうか。
これは今も考え続けていることです。


リロケーションした2ハウスの太陽と土星の関係

太陽は2ハウスに来ます。
完全に染み付いた松村先生の理論が
2ハウスの射手座の太陽だと思います。
11ハウスとはスクエアの関係です。

ユキコさんとその界隈の人は
松村先生をそこまでご存知ないらしく、
イギリスでは僕はガラパゴス的で、
少数派なのかなと感じました。
11ハウス=外部の友達=古典的、一般的

僕はイギリスの知り合いが全くいないので、
そう感じただけかもしれませんが。



ユキコさんと僕の相性の図はお互いに土星が効いている

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ユキコさんと僕の相性のホロスコープを作ると
僕の月に対して
ユキコさんの土星がオポジションになります。
さらに、リロケーション図では、
僕のASCに土星がコンジャンクションです。

ユキコさんが柱としているどっしりとした土星を、
真正面から受け止めに行ってる配置でした。

ユキコさんの太陽に対しても
僕の土星がコンジャンクションなので、
僕の仕事の姿勢を
尊重してくれたのかもしれません。

 

土星=所属する国や社会の常識、イギリスのゆるい所

僕の6ハウス、乙女座の土星は、
日本の社会にもそのまま重なっていると感じました。

良くも悪くも、
イギリスにゆるさを感じたことで
いま覚えていることです。


バスが時間どおりに来ない

イギリスではバスや電車が遅れることが普通でした。
30分遅れても、運転手さんも乗客も何も言わない。
ユキコさんは、
「それでキョロキョロしているのは
 日本人と韓国人だけよ」
と言っていました。
みんな遅れることを見越して、
計画を立てて生活しているそうです。

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ウェブサイトも従業員も信頼できない

ホテルのウェブサイトには
JCBカードが「使える」と書いてある。
しかし、電話して問い合わせたら「使えない」。
働く人は上司に相談しないから、
電話対応した人の言うことも違うかもしれない。
当日その人が出勤していなかったら
泊まれないかもしれない。
自分が困らないように、
自分で対処しなくてはいけない。
この常識を知らない人が困る。

https://www.instagram.com/p/BazsuJbH9G2/

 

cafeとかバスに犬がいる

街中で犬を連れている人をよく見かけました。
カフェやバスでも。
「ペット同伴OK」が普通なので
「ペットNG」のお店はその看板があります。

イギリスでは犬を飼うためには審査があり
「昼間は誰が面倒を見るのか、
 どこで過ごすのか、
 寝る場所、散歩には誰がどのくらいの頻度、
 時間行けるのか」といった条件を
クリアできなければ飼えないそうです。

どの犬も穏やかで、
人の間に普通に溶け込んでいて、
街が犬の居場所を許容しているように見えました。
幸せそうにしている犬を見ると、
僕はたまらなく幸せな気持ちになりました。

https://www.instagram.com/p/BawdRIUHo16/


衛生上問題があるとか、
不快な思いをする人がいるかもしれない、という
日本のクレームから出発する発想は、
息苦しくて窮屈だと感じました。


帰国後、土星の重さと不自然さに気がついた

それを常識としている人たちを相手に、
日本だと仕事をし続けなければいけない。
そう考えると、帰国後、独立後初めて、
働くことが辛くなりました。

6ハウス土星の、働くという重荷の重さを、
一回おろしてしまったがために、
再びこんな重いものを背負うのは不自然、つらい
となってしまいました。



土星は、身の回りの世間が
「普通こうあるべき」信じさせている常識です。

カルチャーショックとは、
リロケーションによって
出生図の土星(常識)のハウスが変わることも
影響しているのかもしれないと思いました。

普段背負っている重荷や
守らねばならないと強く信じている価値観が、
別の所に移動する。
前提が変わると視野が広がります。



おまけ:イギリスの写真

過去のインスタが懐かしすぎる。
水星の逆行です。

https://www.instagram.com/p/BaTvYN1H8Li/

.宿泊先のコテージからトールのふもとまで散歩しました。曇り。今日は強風で頂上は危険らしい。また後日登ります。..#tor #glastonburytor#glastonbury#england #グラストンベリー#イギリス#middlewich

https://www.instagram.com/p/BaZ4UeVHy7B/

エーヴベリー巨石群。ストーンヘンジと違い、ここは出入り自由です。.濃い霧と寒さのせいもあって、非常に異質な感じがしました。地面を引きずって運んだというよりも、狙いを定めて(あるいは何かをミスって)空から落っことしたような。.参加者の多くが、エネルギー的に強いものを感じたと話していましたが、僕はよくわからない。ただ、ひたすら寒かった。..#遺跡#巨石#霧#avebury

https://www.instagram.com/p/BaeyzHmngo2/

.今日は知人のユキコハーウッドさんのご自宅で夕食です。.これはフィッシュ&チップスです。白身魚のフリッターと、下にフライドポテトが詰まっている。なんと、これで一人前で売っているらしい。3人でシェアして食べました。.#fishchips #フィッシュアンドチップス#夕食

 

https://www.instagram.com/p/BaqYPoYHqWJ/

バース修道院です。彫刻やステンドグラスを模写している何人かの学生がいました。.足元に掛けてあった赤い布張りの台は、祈るためにひざまずく時に使うそうです。.昔からたくさんの人がここに通い、神に祈っている。その信仰と思想が、生活の一部になっている。というのが、僕にはなかなか想像できないのだけど、その重なった厚みが、木の机と椅子から少し伝わるような気がしました。.#修道院#bath


https://www.instagram.com/p/Ba7h7fYn851/

ゴッホのひまわりです。ここだけ人だかりができていた。本人は亡くなっても作品は残り続け、それが今も人を惹きつけ続けるのは不思議です。.ゴッホのHN13では獅子座の太陽・海王星が合になり、出生図の牡羊座の太陽とトラインになる。このHNは限りある肉体に逆らって、意地でも夏の輝きを永遠に維持し続けたい。つまり、このひまわりのようです。近くの画材屋さんにもいました。..#ひまわり#ゴッホ #nationalgallery