こんにちは。
占星術家の竹内俊二です。
毎月、第一日曜日に
webラジオの『LOVE & TRY』という番組に
出演させて頂いています。
パーソナリティは甲斐叶子さんです。
10/1の放送では、叶子さんが
「今の私はどんな感じなんでしょうか?」
と話題を振ってきたので、
「プログレス(進行法)」の話をしました。
占星術についてあまり詳しくない
リスナーの方々にとっては
意味不明なんじゃないだろうか…と
内心は思ったのですが、
叶子さんの場合は現在の配置よりも
プログレスの方に大きな特徴が表れていたので
その話をしました。
占星術で時期を読む時に使う手法として
代表的なものは以下の2つです。
・トランジット(経過)
・プログレス(進行)
トランジットとプログレスについて
改めて説明しようと思います。
続きの記事はこちら。
トランジットとは
トランジットとは、
ある日時における実際の空の配置であり
地球上の全員が共有している影響です。
期間限定で、外側からやってくるもの。
「10月6日に牡羊座で満月になります」
「10月10日に木星が蠍座に入ります」
これはトランジットです。
しかし、個人個人の生まれた時のホロスコープ
(=出生図とか、ネイタルチャートといいます)
が異なるので、
具体的な影響は人それぞれ違います。
トランジットの天体が
出生図のどのハウスを通過していくのかが
違うからです。
また、出生図の天体とのアスペクトも
関係してきます。
トランジットを表示するのに便利なサイト
出生図とトランジットの位置を確認するには
こちらのwebサイトが便利です。
出生図が1件だけ登録でき、
出先であってもスマホでささっと
今の配置が確認できます。
トランジットの木星が9ハウスに入る場合
木星はどこかの場所を
増やしてノリノリに盛り上げる天体です。
公転周期は約12年なので、
約1年単位でサインを移って行きます。
10/10から1年間は木星が蠍座に滞在します。
12年前の出来事を振り返ると、
前回の蠍座の木星のについて
考えるヒントが得られるかもしれません。
前回、木星が蠍座にあった2005年末から約1年間を個人的に振り返ると、mixiにハマっていました。紹介制の閉じたコミュニティは蠍座的です。あとは同僚や親族の結婚式とお葬式があった。飼っていた犬が亡くなった。涙。占星術の本を初めて買った。血縁、継承や死、オカルトも蠍座のテーマです。
— 竹内俊二@ねこちゃんと占星術 (@soranoiro333) 2017年9月28日
例えば、僕の弟の場合は
これから木星が9ハウスに入っていきます。
(9ハウスの入口が蠍座にあります。)
数ヶ月に会社を立ち上げて
輸入販売の業務をスタートするそうです。
先日、実家に帰ったら
和室にずらりと棚が並んでいました。
そこに商品の在庫が収まるそうです。
海外や貿易などは9ハウスです。
そこを木星が拡大、発展させる。
次々に商品を増やす。
買い付けのために中国へ行き来するそうなので
これも9ハウステーマですね。
そもそも、彼は太陽が蠍座にあるので、
太陽が表す人生が発展力を
木星が応援し、盛り立てていく、
というふうに読めます。
プログレスとは
プログレスとは、
出生図をベースにしつつ、
時間の経過と共に少しづつ成長し
変化していく要素を表します。
松村先生は「体内時計」と説明しています。
「進行の太陽が30年ぶりに水瓶座に入りました」
「進行の月が牡羊座に入る直前です」
これはプログレスです。
10/1の放送内で話していた
叶子さん個人限定の配置です。
プログレスのホロスコープを出すには
叶子さんのプログレスの配置は
以下のようになります。
通称「astro.com」というサイトで作りました。
Horoscope and Astrology - Homepage - Astrodienst
アカウントを作成すれば
100名まで出生データを登録することができます。
内側の黒い天体の記号が出生図。
外側の黄緑色の記号がプログレスです。
上記の画面で
「出生図、進行」を選択すれば
出生図とプログレスが表示できます。
(「出生図、経過、進行」を選択すると、
進行は、月〜火星まで、経過は、木星〜冥王星まで
という形で天体が表示されます。)
「オプション」欄で日時を変更できます。
つづく
占星術を多少知っている人だと、
上のホロスコープを見た時に
こ、これは!( ゚д゚)
と言いたくなるのではないかと思います。
わかりますか?
だんだん文章が長くなってきたので
続きは次の記事に書きます。
つづく
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