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90度(スクエア)のアスペクトをとても詳しく説明してみた

こんにちは。
占星術家の竹内俊二です。

90度(スクエア)のアスペクトについて
詳しく解説します。

本からの引用文「月と金星/90度」

 昨年の7月から、
アスペクト解釈大事典(説話社・松村潔 著)」
という本の読書会をしています。
これは終盤に差し掛かっています。

そして今年の4月からは
同じ本を最初から
一人読書会という形で読んでいます。


二周目で、なるほどと思った部分があったので
それを引用しつつ、
アスペクトの解説をしたくなりました。


 

 以下の部分は、
アスペクト解釈大事典」からの引用です。

P110
月と金星のアスペクトでは、月の身体が二つに割れてしまうということも考えた方がよいのではないでしょうか。それは90度だからであり、他の角度ではこのようには考えません。月の身体をエーテル体と見た時に、閉鎖的な月の体と、もう一つ金星的になった月の身体があると考えてみます。

P111
外に見せるための部屋と、純粋に自分が個人的に没入できる部屋を行ったり来たりするというようなイメージで、この割れた月、二つの月の生活の中で生かすということがよいのではないでしょうか。料理評論家の服部幸應は、実は個人的には、築地の食堂でどんぶりを食べるのが一番好きということをテレビでいっていましたが、これが月的月の要素だということなのでしょう。

 

これは「月と金星/90度」の項目です。
金星的になった月、月的月の要素という表現が
興味深いです。


しかし、その話に入る前に、
まずはアスペクトについて説明します。

 

そもそも、アスペクトとは

僕は、
「個人天体に対してアスペクトを作る天体は、
 どんな種類のアスペクトであっても
 その個人天体の補足説明する引き出しになる」
と説明しています。

アスペクトができている天体同士は
必ず関連しあって働きます。

どのように関連しあうのか?は
アスペクトの種類によって異なります。



また、アスペクトには
「動きの遅い天体が
 動きの速い天体に対して影響を与える」

という基本ルールがあります。
これはぜひ覚えておいてください。



例えば、以下のような例を考えます。
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月に対して火星と土星
何らかのアスペクトを作っているとします。

そうすると、月が表すような
「幼少期にできあがった基本的な生活スタイル、
 自然体の自分、私的な感情」等の特徴の中に

・火星の影響を受けた月(=火星的月)
土星の影響を受けた月(=土星的月)

この2つが存在することになります。

月に対してアスペクトを作る天体の数だけ
異なる月の行動パターン、
異なる月の時間があることになります。

「火星的月」は元気で行動的な私生活。
土星的月」は控え目で慎重な私生活。



で、どっちなの?矛盾してるじゃん
と言われそうですが、
それは火星と土星のハウスを見て、
情報を整理します。

火星は◯ハウスで働く。
土星は◯ハウスで働く。
と考えます。

例えば、月とアスペクトを作る土星
7ハウスにあれば、
関わる相手の特徴や
対人関係自体の特徴が土星風になります。

目上の人とか年配の人の前では、
控え目に振る舞う「土星的月」が出る
ということになります。



月のサイン、ハウスという情報は大切ですが、
それだけでは月の情報が不足があります。

アスペクトを作る天体を全て伝えると、
ようやくその人の月が完成します。


90度(スクエア)の特徴

90度のアスペクトの特徴を説明します。


90度はほとんどの場合
まるで質感の異なる元素同士の組み合わせになります。
火に対して土か水、あるいは
風に対して土か水です。

するとどうなるか。

90度のアスペクトを作る天体同士は、
意識の上で、同時進行できなくなります。

片方の天体が働いている時には、
もう片方の天体はスイッチが切れて
完全に意識からは消えます。



90度の切り替わり方はインパクトがあります。
ガクッと落ちる
あるいは飛び上がるような、
衝撃やショックを伴います。
クッションの無いシーソーみたいです。

90度は「反動」という形で
もう片方の天体に影響を与えます。

意図せず不意をつかれる状況になりやすいので
扱いにくいですが、
勢いづいた形で切り替わるので、
変化を起こすパワーがあります。

 

90度(スクエア)を図説すると

冒頭で引用した部分の話に戻ります。
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金星と月が90度の場合だと、
月は2種類にスッパリと分かれます。

「月の身体が二つに割れてしまう」
「外に見せるための部屋と、純粋に自分が個人的に
 没入できる部屋を行ったり来たりする
 というようなイメージ」

という引用部分の状況を
図説すると以下のようになります。

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僕の知り合いの女性で、
獅子座の月蠍座の金星が90度の方がいます。
出生図だと月は8ハウス、金星は11ハウスです。

その方はイギリスの田舎にお住まいで、
朝に「さあ、今日は自分のレポートを書こう」
と思っていたのに、
近所の友人が
「ケーキが焼けたので一緒にお茶でもどうかしら」
と、突然アポ無しで尋ねてきて、
それで家に招いて相手をしている内に
半日終わってしまった、
ということがしばしばあると言っていました。



突然尋ねてくる友人と
その話に付き合うという部分は、
月と90度になっている蠍座の金星です。

蠍座の金星にシーソーが傾いた時には、
表面的には獅子座の月の欲求
(創作的な活動、一人で何かしたい)を
引っ込めざるを得ないわけです。

しかし、金星の背後で月が働いています。
華やかに飾った家や
明るく元気な彼女のキャラクターは
蠍座的な時間の中でも
当然生きています。

 

その他のアスペクトを図説すると

120度(トライン)

90度との比較として、
その他のアスペクトを図説します。

120度はほとんどの場合
同じ元素同士の組み合わせになるので、
2つの天体が常に調和的に助け合い、
同時進行することが特徴です。

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90度の時のように、
スッパリと境目が分かれておらず、
グラデーション的に混じり合っています。
月と金星が同じ元素で質感が似ているから
それが可能になります。


60度(セクスタイル)、180度(オポジション

60度180度では
異なる元素同士の組み合わせですが、
折り合いの付きやすい
火と風
土と水
の組み合わせになります。

図で表すとしたら、
ストライプとか、ドット柄ですかね。
似ているが異なるものを取り込む所に
新鮮さがあります。

180度は積極的な働きかけが伴います。
60度は環境の中にぴったりと自分に
フィットするものを見つけ出します。

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0度(コンジャンクション

0度は2つの天体が
完全に一体化して働くので、
混ぜ合わせた1つの単色になります。

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以上です。
図説は楽しい。

 

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