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水星について(その2)

こんにちは。
占星術家の竹内俊二です。
水星について、その2です。

《関連記事》



時々、個人セッションや講座で
「私には占星術が向いていますか?
 ホロスコープが読めるようになりますか?」
という質問を受けます。

ホロスコープの配置がどうあれ
興味があるのならやった方がいいと思いますが、
出生図の水星からは
その人がどのように占星術に取り組むか
どのように活用するのか、
という傾向がある程度表れているように思います。

そういうことをまとめてみたいと思います。

 

 

・水星が土の元素にある
・水星が土星天王星アスペクトがある

土の元素は地面に近い、具体的な現象面や感覚を表し
そのサインに水星があると
記号の意味や、具体的な現象面から
理論的に意味を組み立てていこうとします。

土星は特定の範囲限定のルールです。
それが水星と関係しあって働くと、
情報に偏りや不足があることを嫌います。
そのため、時間をかけてじっくり取り組みます。
研究者的です。

天王星土星よりも広い範囲に応用できる法則性です。
土星天王星も、
ロジカルに正確に考えようとする
ある種の「固さ」という点では共通しています。



水星と天王星アスペクト
変な例えですが、
「デジタル変換装置」のように思います。

占星術では、
人間に限らず、猫でもお店でも国でも、
出生情報さえあれば一律ホロスコープに変換できます。
それがデジタル化処理に見えます。

個別の事象から意味を引き離して、
法則に則って切り分け、記号化する。

すると、様々なホロスコープ
横並びで同じ土俵で比較ができる。
どのホロスコープの中にも
太陽に該当するものや、月に該当するものがある。

部分的に、同じ配置を持つ人がいる。
その共通点から、
その人が持っている特徴を導き出す。

そういう独特な発想や視点は
とても天王星的だと思います。

 

・水星が火の元素にある
・水星が海王星アスペクトがある

火の元素は地面から上の方に離れていき、
抽象度が上がります。
目の前にはないけれど
可能性としてはあり得ることを語ります。

海王星は「"今ここ" にないもの」を表します。
土星は「今ここ」なので、対照的です。
土星のように、今、目の前で観察できるかとか、
検証して、再現可能であるという制約を、
海王星は飛び越えて働きます。

この場合は、連想イメージや直感を使って
読むのが得意なタイプです。
過去や未来の映像をダイレクトに読んでくる、
みたいなのもこれに含まれます。
ヒプノとかタロットリーディング的です。

ホロスコープから受け取ったエネルギーを
 リーディングして話します」
「私はホロスコープを見て
 ぱっと目に飛び込んできた天体から読みます」
という方です。

ホロスコープの細部に囚われすぎることは
 自由な直感を邪魔してしまうからよくない」
と言っている人がいた、
という話を講座で伺ったことがありますが、
その方もおそらくこちらのタイプではないかと思います。



ただ、牡羊座の水星の場合は
記憶にアクセスして言葉を引き出すまでの時間が短く
高速なので、
直感のように見えるだけかもしれません。


その他

学習には月も関係します。
月は自然体の自分であり、
慣れて繰り返せるパターンだからです。



トランジットの海王星
水星とアスペクトを作ったことがきっかけで
宇宙的なリズムに共鳴しやすくなったとか、
興味を持ち始めたという方もいらっしゃいます。

見えない動きを、
見える記号の並びによって
情報を整理できる占星術は、
とても助けになると思います。

以上です。


水星について(その3)につづく。



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おまけ

先日、Twitterで天体の関係性について、
ドラえもんで例えてみたのですが、微妙でした。



そうしたら、ある方から頂いた返信が
とても秀逸で感激しました。
座布団を差し上げたい。


@kaori_stargazerさん、ありがとうございます。